コラム

さいたま市の整形外科診療、ペインクリニック診療について

当院院長は埼玉県の出身で、地元の医療に貢献できればとの思いで令和4年3月に当院を開業いたしました。遠方からいらっしゃる患者様も多くいらっしゃいますが、割合としてはさいたま市、川越市、上尾市からお越しの患者様が主です。これまで多くの患者様にご愛顧いただいておりますが、今回はさいたま市の整形外科診療、ペインクリニック診療についての状況を振り返ることができればと存じます。

当院はさいたま市西区に位置していますが、さいたま市の人口は急速に増え続けております。

引用元 : https://go2senkyo.com/seijika/185854/posts/544406

これは、平成20年(AD2008)以降、日本の人口が減少を続けていることを鑑みると特筆すべきことです。

さいたま市の人口増加は転入超過が多いことに支えられています。即ち、さいたま市に入ってくる人がさいたま市から出ていく人の数を上回っているということです。特に、0〜14歳という若い世代の転入超過は、日本全国の市町村でもダントツです。

引用元 : https://go2senkyo.com/seijika/185854/posts/544406

14歳以下のお子様の転居は、多くの場合に親御さんが決めるでしょう。生活の便利さや通学通勤の都合、住宅価格や家賃などのコスト面、治安など、住む場所を決めるときには多くの要素がありますが、さいたま市は子育てに適した地であると考える方が沢山いらっしゃるようです。実際、当院が立地する、さいたま市西区地域も新しく住まわれる方が増えているように思います。当院開院前に久しぶりに指扇駅へ向かっていたとき、西大宮駅が新たに完成していたことに驚きました。指扇駅周辺も、新しいマンションや住宅が数多く見られており、益々発展していくことと存じます。さて、さいたま市の整形外科・ペインクリニック診療についてですが、前院長先生から伺ったところによると、特にさいたま市西区において、整形外科を専門として標榜するクリニックは、かつて当院以外に2つしか無かった(当院を含め3件)とのことです。20年近く前の話になるので、残念ながらそれを裏付けるデータを発見するには至りまさんでしたが、当時との人口の違いを考慮するとしても、当時は今よりも患者様に対する整形外科診療の供給体制が少なかったと推測されます。ペインクリニックについては、2023年7月時点において、さいたま市西区で標榜しているクリニックは当院以外に無さそうです。明確にペインクリニックを謳っているクリニックは、最寄りでも大宮エリアということになりそうです。当院は現在、麻酔科専門医と整形外科専門医の両方が在籍しており、整形外科疾患による痛みに対しては専門的な治療を提供できます。また、リハビリテーションスタッフやリハビリ室の設備拡充もはかっており、以前より充実したリハビリテーションを提供することができます。また、手術を要する患者様やその他内科疾患で専門的治療を要する患者様を近隣医療機関へ積極的にご紹介しています。直近でも指扇病院、西大宮病院、さいたま赤十字病院、さいたま市民医療センター、上尾中央病院、自治医科大学さいたま医療センター、埼玉医科大学総合医療センター、日本大学附属板橋病院、三愛病院等に多数の紹介実績があります。最近は今までにもまして患者様が医療機関を選ぶ傾向が強くなってきたと存じますが、お困りの際にはお気軽にご相談ください。